【防災企業連合関西そなえ隊】第62回定例会6/12
【テーマ】
誰もが助かる避難所を求めて。シリーズ企画 Part 1
「避難所」開設と運用 その制度はどのように進化してきたのか?
阪神・淡路大震災30年。あゆみの振り返りと課題・展望
【概要】
阪神・淡路大震災では、「避難所」における多くの課題が噴出しました。
あれから30年。
以降におきた災害の経験も経ながら、立ち上げ・運営のノウハウ、物資供給など、
「避難生活の適切な環境」について課題克服のための多くの取り組みが行われ、
仕組みや我が国の制度整備も進められてきました。
しかし、令和6年能登半島地震でも見られたように、過去に比べ改善されたことも多くある一方で、依然として抱える課題も見られました。
新たな災害のたびに明らかになる課題もあります。
私たちがいざ、避難すべきとなった時、「避難所」が果たして安心できる場所であるのかを考えると、不安が募ります。身を守るために避難したはずの場所でありながら、
命を落とすきっかけにすらなってしまっていることは、最大の問題です。
特に、日常からケアを必要とする方々を、私たちは被災時に無事に避難させ、その後の避難生活の中で命を守ることができるのでしょうか。
そのためには、事前にどのような「避難のための」備えが必要なのでしょう。
この観点では、多くの方がその時、その現場の当事者になることを自覚しながら、
順調には対策を進められずにいる方もおられることと思います。
今回・次回の定例会は2回シリーズでこの「避難所」と、避難の具体的な準備である「個別避難計画」についての現状を学び、探究する機会とします。
今回は、Part-1として「避難所」の歴史とも言える、この30年のあゆみを振り返ります。
あゆみの俯瞰を通して、現在の我が国の避難所の制度や仕組みの最新状況を改めて知るとともに、ここにどのような課題があるのかと、その改善策があるのかについても考えます。
いざ災害という時に立ち上がる「避難所」が、誰をも受け入れ、快適に生活できる場所であるために。
私たち関西そなえ隊は、その実現・達成に向けたアクションは、重要な取り組みであると考えています。
どのような避難所であれば、「みんなが助かる」避難所になるのでしょう。
ぜひご一緒に「避難所」の現在について学びましょう。
(シリーズ第2回 Part-2は、8/22、「個別避難計画」をテーマに予定しています。こちらも合わせて日程確保ください!)
【プレゼンテーター】
前川 良栄 氏 関西そなえ隊事務局
湯井 恵美子 氏 (一社)福祉防災コミュニティ協会理事・関西そなえ隊幹事
【進行・企画担当】
平林 英二 人と防災未来センター企画ディレクター・関西そなえ隊幹
【日 時】2025年(令和7)年 6月 12日(木)18:00開始(受付17:45~)
〇定例会:18:00-19:50
〇懇親会:20:00-22:00(会場調整中)
【会 場】
定例会:大阪市生涯学習センター https://osakademanabu.com/umeda/
大阪市北区梅田1-2-2-500 大阪駅前第2ビル5階(第4研修室) TEL 06-6345-5000
懇親会:未定
※懇親会会場は、お申込みいただいた方に後ほどご連絡いたします。
※定例会終了後、会場を移動いたします。
【参加費】
◆定例会参加費 関西そなえ隊隊員:1,500円/一般:2,500円
◆懇親会参加費: 調整中 4,000円程を予定しています。
定員:約30名(先着順)