【防災企業連合関西そなえ隊】第63回定例会8/22
【テーマ】
誰もが助かる避難所を求めて。シリーズ企画 Part 2
「福祉避難所」と「個別避難計画」 その制度はどのように制度が作られ運用されているのか?
【概要】
いざ災害という時に立ち上がる「避難所」が、誰をも受け入れ、快適に生活できる場所であるために。
今回は、「誰もが助かる避難所を求めて」のシリーズ企画 Part 2として、
「福祉避難所」と「個別避難計画」について、現在の我が国の制度や仕組みの最新状況を改めて知るとともに、課題と、その改善策についても考えます。
阪神・淡路大震災では、「避難所」における多くの課題が噴出しました。厳しい避難生活の中で多くの高齢者や障がい児者(以下、要支援者)が犠牲となりました。
あれから30年。
初めて「福祉避難所」が設置されたのは2006年石川県輪島市でした。
災害時には要配慮者の命を守るために「福祉避難所」が立ち上げられ、運営されるようになりました。
福祉、医療などのケアが必要な高齢者や障がい児者の命を守り、避難生活を支えための「福祉避難所」「個別避難計画」の、仕組みづくりと我が国の制度整備も進められ、大規模災害を経験する度にその精度をあげてきました。
しかしこうした中で起きた令和6年能登半島地震でしたが、過去に比べ改善されたことも多くある一方で、依然として抱える課題も見られました。結果、この災害による死者の最大の要因は災害関連死となってしまっています。(全体死者623人中、災害関連死395人。本年8月1日時点)
災害関連死を防ぐためには、災害時要配慮者への適切な支援が必要です。日常からケアを必要とする方々を、被災時に無事に避難させる。その後の避難生活の中で命を落とすことがあってはならない。そのことを分かりながら、当事者としての現場で対策を進められずにいる方もおられることと思います。
本年7月1日、災害対策基本法が改正施行され、災害時の福祉サービスが救助のメニューに位置付けられました。これは福祉防災をよりよく推進する大きなきっかけとなるかもしれません。この概要理解を含み、
みんなが助かる避難を実現させるため、「福祉避難所・個別避難計画」、福祉防災の制度についての現状を学びましょう。
【プレゼンテーター】
湯井 恵美子 氏 (一社)福祉防災コミュニティ協会理事・関西そなえ隊幹事
【進行・企画担当】
平林 英二 人と防災未来センター企画ディレクター・関西そなえ隊幹事
【日 時】2025年(令和7)年 8月 22日(金)18:00開始(受付17:45~)
〇定例会:18:00-19:50
〇懇親会:20:00-22:00(会場調整中)
【会 場】
定例会:大阪市生涯学習センター https://osakademanabu.com/umeda/
大阪市北区梅田1-2-2-500 大阪駅前第2ビル(第3研修室) TEL 06-6345-5000
懇親会:未定
※懇親会会場は、お申込みいただいた方に後ほどご連絡いたします。
※定例会終了後、会場を移動いたします。
【参加費】
◆定例会参加費 関西そなえ隊隊員:1,500円/一般:2,500円
◆懇親会参加費: 調整中 4,000円程を予定しています。
定員:約30名(先着順)